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第13日 矢倉沢〜足柄(その1)
芭蕉句碑のある東山まで戻り、 矢倉沢の関所にいく坂道を下る。 旧家の庭先に関所跡の碑が立って いる。
御殿場大井線のバス道を斜めに横切るところに、文字だけの大きな馬頭観音がある。 また関場橋という小さなコンクリート橋がある。 そこから新しく整備した石畳の道になる。少し行くと足柄古道入り口の小さな標示がある。 この道幅、曲がり方は古道のようだ。
その先に足柄古道入口というバス停があり、そこに石仏が一つ 立っている。
この道が集落の道にぶつかり、地蔵堂とは 逆に左の方に曲がり夕日の滝に行く。 酒匂川の支流内川にかかる滝で、 夕日に映える美しさから名づけられたという。 上下23m、幅5mということだが、 水がとうとうと流れ落ち、滝壺の周りの岩は 結氷してつららになっている。
この地区の地名にもなった 地蔵堂がある。 祀られている地蔵菩薩は 鎌倉時代のものといわれる。
途中見晴らし台というところがあるが、周りの木が大きすぎて下界があまり見えなかった。